◇1992.8.16 知床・硫黄川
| 本来は羅臼側のサシルイ川を遡行するはずであったが、朝から雨降りで全員気乗りしない。サシルイの流れを目にしな |
| がら「や〜めた」・・あっさりキャンセルしてしまった。何もすることなく斜里側の木下小屋に行き、のんびりした後、知床大橋 |
| までドライブすると、目を引く沢があった。硫黄川であった。「明日、ここでもやるか」・・・冗談が本当になってしまった。 |
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| 05:30 木下小屋発〜06:00 知床大橋着〜06:15 大橋発〜10:00 760m地点〜11:30 |
| 980m登山道合流地点〜13:00 カムイワッカ沢入口着 |
<行動時間> ・登り 5時間15分 ・下り 1時間30分
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| 前日と同様、どんよりとした天気だが、なんとか持っているという感じ。サシルイ川を遡行するはずがまったく予定外の行 |
| 動になってしまった。いつもアバウトなところがこの山岳会のいいところか? |
| 知床大橋から沢までは踏み跡があり難なく下りられた。この沢は一昨日までの強い雨にかかわらず水量が思ったほど増 |
| えていない。少し上流に遡ると左手に優雅に裾を広げた滝が現れる。枝沢から流れる落ちる滝であるが見た感じは羽衣の |
| ようである。滝の中間部までわざわざ登ってみる。 |
| さらに上流へ。次々と小さな滝が現れるがどれも手ごたえなくクリアしていく。地形図の二つ目の滝を越えると核心部は終 |
| わったような感じであった。再び行動すると小さいながらも滑滝も出てきた。三つ目の滝は高さ30mくらいで右側の岩場から |
| ブッシュ帯へ何とか乗っ越して行く。 |

面白い滝が続々登場する知床硫黄川。裾を広げた華麗な滝は見事(左)
| 沢が涸れて石ころ歩きとなり、そろそろ終わりか・・といったん稜線に上がって一服していたら、ガスが晴れ、沢の上方が |
| 見えた。「おっ、でかい涸れ滝があるぞ」・・・沢はまだ終わっていなかった。一度萎えた気持ちを奮い立たせるには時間がか |
| かるが、「ヨシッ、行くぞ」・・の声で全員再び沢中に戻る。 |
| ほどなくして大滝が出てきたが高い壁に囲まれて巻けない。草付きと岩の割れ目を見つけて何とか上に抜ける。だんだん |
| 難しいのが出てくる。これまでのはほんの序の口というわけか。そして最後の滝が出てきた。これも直登は無理で、左岸を |
| 巻いて上部に抜けることが出来た。これですべての滝が終わったようだ。しばらく石ころだらけの沢を登っていくと硫黄山か |
| らのコースに合流、後は夏道を伝って下りるだけだ。 |
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| 途中、登山路を離れてカムイワッカ川に直接下りることにする。カムイワッカの上流も温泉につかっているように温かい。ヒ |
| タヒタと下って行くと、やがて観光客が現れかなりの賑わい。沢登りスタイルの異様な集団の到来に不審の目を向けられな |
| がらカムイワッカ口に下りた。 |