◇2003.1.18  雄 阿 寒 岳 (1,371m)



 阿寒国立公園内の雄阿寒岳は夏季は多くの人たちが訪れる。雌阿寒岳(1,499m)が女山なら、雄阿寒は
男山。山自体は雌阿寒がいつ火を噴いてもおかしくない活火山なのに比べ、雄阿寒は静かでおとなしい
印象を受けるが、姿はこちらの方が見栄えがいいと私は思う。阿寒湖の湖面に映る姿はなかなか映える。


18日(土)  06:45 登山口発〜09:40 1,300m稜線〜10:05 雄阿寒岳頂上
 〜10:15 頂上発〜11:40 下山

<行動時間> ・登り 3時間20分   ・下り 1時間25分


稜線は間近。斜面はガチガチに硬い
  夏季のコースは阿寒湖畔の滝口からが一般的。冬
 は南東尾根が登路となる。南東尾根には夏道があり、
 滝口コースほどではないが、コースも再整備され登山
 者も少なくない。

   登山口近くの除雪スペースに車を置き、スキーで
 南東尾根に取り付く。出だしはカラマツ林の中で、枝を
 ストックや腕でブチ折りながら尾根の末端に出ると、ヤ
 ブも少なくなり、スキー操作も楽になる。


岩にはエビのシッポがびっしりついている
  尾根を忠実にトレースして行くと、間もなく滝口コー
 スとの出合となるが、このあたりで右手の斜面に抜け
 直接1,300m稜線に進路を変える。斜面は徐々に硬く
 なりスキーアイゼンがあると楽に登行できるが、アイ
 ゼンは携行していないのでそのまま硬い雪面を上が
 って行く。パートナーのエルは四足を踏ん張りながら
 グイグイと斜面を進み、遅れ気味の僕の方を振り返り
 ながら「ハヤクオイデヨ」・・と促しているようだ。
 稜線に出ると真っ白に輝く雄阿寒岳が目の前に飛び
込んできた。あと30分もあれば行ける距離だ。雪面はか
なり硬い。登山靴を乗せるとキュッキュッと鳴る。風は強
いが、雲一つない快晴なので安心。

 上がり下がりを繰り返しながら待望の頂上に着いた。
風下側に腰を下ろして少しの間休憩する。

後ろに見えるのが雄阿寒岳の頂上

雌阿寒岳をバックに雄阿寒の頂上で
  雌阿寒岳の方は頂上部は風が強いと見えて、雪煙
 舞っている。体が冷えてきたので下山を始める。

  森林限界まではシールをつけて下りることにする。そ
 の後はシールをはずし疎林の中を気持ちよく滑ってい
 く。エルも必死についてくる。途中、エゾシカの踏み跡
 だらけの斜面でスキーをとられ一回転、雪まみれにな
 ってしまった。


  スキーは上部はヤブが混んでいるが、途中からは疎
 林の中のコースとなり、快適な格好が楽しめる。


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