◇2004.2.22    白滝村〜鹿 砦 (1,181m)   


悪天候の中、頂上へ

 鹿砦・・しかとりで・・白滝村にある何ともユニークな名の山。2万5千の地形図にこの名は冠されていない。このあた
りにはエゾシカが数多く生息、平地の畑には鹿避けの柵が張り巡らされているが、その名の由来はイマイチ分からな
い。山容も鹿を連想させるわけでもなく、特に際立った特徴もない。ただ、山頂から1,091m峰に到る稜線は外敵から守
る砦のようにも見える。もう一つ、鹿とは無縁だが黒曜石がこの山や周辺に広く分布、村内の遺跡群からも夥しいほ
どの黒曜石の石器が見つかっている。

 そんな面白そうな鹿砦に登るのも悪くない。今回の山行にはインターネットの山仲間である「地図がガイドの山歩
」チーム3人に加えて、この山に関心を示した「ガイドブックにない北海道の山」の著者・八谷和彦さんも参加、計
5人でチャレンジしてみた。もちろん我がパートナー犬のエルも加わって・・。あいにくの空模様の中、4時間かけて山
頂に到着、展望は得られなかったが一同満足、マンゾク・・・(~_~)

<行動時間>  ・登り 4時間   ・下り 2時間5分

国道から500mほど入った地点で車止め 483m地点で赤石線林道と交わる 78林班線林道を行くそろそろ取り付き点 650m地点で尾根取り付き。尾根上から鹿砦が正面に見える 尾根上は疎林となっていてスキー操作は楽 コルからの急登を終えようやく山頂に到着く

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山のこぼれ話

 山行前夜、懐かしい顔と新しい顔がそろって車止めのところでテント泊した。懐かしい顔とは昨年9月、北大雪・支湧別岳
とニセイチャロマップ岳をご一緒した「地図がガイドの山歩き」チームのS氏とチロロ2さん。お仲間の方を交えて久しぶり
のご挨拶。遅れてやってきたのが、ヤブ山歩きを志向する者にはバイブルといってもいい「ガイドブックにない北海道の
山50」の著者・八谷和彦さん。八谷さんとは初めての面識になる。

 S氏は今回のメンバーの中では最年少・・と通りはいいが、それなりの年を重ねている。ただ単に他の者より若いというだ
けのことでして・・・。「明日のラッセルはS氏に任せた」・・・なんて予防線を張るが、だからかどうか分からないが終始ラッセ
ルを敢行。先頭を切るのは嫌いじゃない僕も彼のエネルギッシュな動きには感心した。二番手の僕も着いて行くのがつらい
のでマイペースを通した。やっぱり若さだね・・・(~_~)

 食担のチロロ2さん、いつもはS氏をアゴで使っている?姉御肌のイメージが強いのだが、鍋料理はうまかった。狭いテント
の中で食事を作るのは面倒なことが多い。単独時はほとんど即席物が多い僕には食担は苦手だ。いかに手際よく処理する
かがカギとなるが、テキパキと食材を入れ味を付ける動きは頭の回転のよさを物語る。まあ、時として「あれは、どこだ?」・・・
なんてガサゴソ始めることもあるがご愛嬌ご愛嬌・・(^^)

 今回初めてお会いした八谷さん。物静かな中にも芯の強さを感じる。そうでなくちゃ、北海道のガイドブックにない山なん
か登れるか・・てーの。僕にはとてもマネできないし足元にも及ばない。行動中も終始マイペース。地図を片手に周囲の地
形を確認しながら歩いていたが、ヤブ山歩きに地図読みは欠かせない。たびたび地形を間違える僕にはこの姿勢に頭が
下がる。こういうお方とご一緒できる嬉しさの半面、「こっちじゃないかな」・・なんて指摘されるんじゃないかとこちらは少々キ
ンチョーするのでした・・・(^_^;)

 テントの中で四方山話に花を咲かせていたら、また一つ、いや二つ懐かしい顔が現れた。「一人歩きの北海道百名山
のSakag氏と「山の時計」のEIZIさん。お二人は22日の湧別原野オホーツク100キロクロカンに出場するため白滝村入りし
ていた。今回の山行を知って我々のテントを訪問してくれた。お二人は例年この時期だけ道内の主だったクロカンレースに
出ている。過去のレース実績からその実力は実証済みの二人。長丁場の100キロとて完走なんてたやすいでしょ。さあ、今
回でクロカンも一段落、再び山に向かうということです。いつもながらスゴイ馬力です。

 何の縁か、見ず知らずの人たちがネットを通じてお知り合いになるというのは楽しい。今回は天気に恵まれなかったが、
またそのうちご一緒しましょう・・・・(^_^)/~
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